塚越 寛 伊那食品工業株式会社 取締役会長
講演:「年輪経営でいい会社を」
「かんてんぱぱ」ブランドとして親しまれる伊那食品工業。1958年に長野
県伊那市で創業した同社は、家庭用の寒天食品から業務用寒天製品、ゲル剤などの化学品まで幅広く手がけ、創業以来増収増益をつづけている。
1983年の社長就任以来、長年にわたり同社を牽引してきた塚越会長は、社是である「いい会社をつくりましょう」を徹底して追求。社員の幸せを第一に掲げ、そのためには、急な成長よりは、木の年輪が毎年一輪ずつ増えていくように、無理をせず自然体で、しかし着実に会社を成長・永続させていく“年輪経営”を実践してきた。
今回は、塚越会長より「年輪経営」の背景にある考え方についてお話いただくとともに、本社の周囲に広がる広大な「かんてんぱぱガーデン」を視察する。