一隅会

第508回「一隅会」(経営哲学懇話会)のご案内

一隅会」は、日本能率協会の法人会員サービスとして、経営者・役員クラスの皆様を参加対象に『経営哲学』の確立及び人間形成を目的として開催しています。小会は「世界で通用する経営者の素養として必要と思われる①歴史観(事象・人物・教訓の把握)②世界観(海外で通用する経営者に必要な『日本文化・芸術、東洋・西洋哲学思想・文化・宗教等』への理解)③人間観(経営思想、信念、人間理解力・教育力など)の涵養をはかるため、開催しています。
日本人がグローバル活動をし始めて久しくなります。日本は大陸の横の小さな国に過ぎませんが、「文明の衝突」で著名なサミュエル・P・ハンティントン氏は世界の八大文明の一つとして日本を切り出しています。他の文明との違いはどのようなものでしょうか。これをよく理解せずに地球時代であると浮かれていると、世界の根無し草になりかねません。
地震・洪水・飢饉などが頻発する厳しい国土の自然条件、小さく分散的であった平野での集落、大陸との微妙な離間距離、これらが世界的に稀有な日本人を造り上げてきました。日本人の強みと弱みはこれらがもたらしたものなのです。この事を知って学んで世界に雄飛して欲しい、と大石氏は説きます。
是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜り、各界でリーダーを目指す方々のご参考にしていただきたく、ご案内申しあげます。



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テーマ国土が日本人の謎を解く
日時 2015年07月22日(水) 15:00~17:00 (受付14:30~)
会場日本能率協会  研修室 <東京都港区芝公園>
参加対象法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々
(定員40名。定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
参加料小会法人会員の方は無料です。
(会員外の方は、これを機会に法人会員にご入会下さい)
プログラム(テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください)
15:00~16:30 講   話
16:30~17:00 質疑応答・意見交流
講師紹介大石 久和 氏  一般財団法人国土技術研究センター 国土政策研究所長
1945年
兵庫県生まれ
1970年
京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、建設省入省。
その後国土庁計画・調整局総合交通課長、 建設省道路局道路環境課長、建設省大臣官房技術審議官、建設省道路局長を経て、
2002年
国土交通省技監
2004年
財団法人国土技術研究センター理事長就任、2013年より現職。
この間、早稲田大学・京都大学客員教授、東京大学特任教授など も経験し、2014年から公益社団法人日本道路協会会長職も。

著書

『国土学事始め』 『国土学再考「公」と新・日本人論』(以上毎日新聞社)
『日本人はなぜ大災害を受け止めることができるのか(海竜社)
『国土と日本人 災害大国の生き方』(中公新書)
『現在知vol.2 日本とは何か』 (NHK出版)
『築土構木の思想』(晶文社) など著書多数。

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