一隅会

第509回「一隅会」(経営哲学懇話会)のご案内

一隅会」は、日本能率協会の法人会員サービスとして、経営者・役員クラスの皆様を参加対象に『経営哲学』の確立及び人間形成を目的として開催しています。小会は「世界で通用する経営者の素養として必要と思われる①歴史観(事象・人物・教訓の把握)②世界観(海外で通用する経営者に必要な『日本文化・芸術、東洋・西洋哲学思想・文化・宗教等』への理解)③人間観(経営思想、信念、人間理解力・教育力など)の涵養をはかるため、開催しています。
グローバル化が進展する中で、日本人が自国の文化や歴史などへの対話が求められる機会が増えてきています。特に日本人は宗教(仏教)について、一般的に造詣が深い方が多いとは言いにくい状態にあります。
また海外の人たちと対話する場合も、日本人の常として、前もって「外国の方が、日本の仏教をどのように認識されているのか、をできれば知っておきたい」との要求もしばしば耳にいたします。
9月度の「一隅会」では、ドイツご出身で曹洞宗・安泰寺ご住職のネルケ無方氏をお迎えし、私達日本人が見落としがちな仏教に対する認識、禅の実践、キリスト教との違いなどをお話しいただく予定です。
是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜り、各界でリーダーを目指す方々のご参考にしていただきたく、ご案内申しあげる次第です。



お申し込みはこちらから

テーマ『日本人のための宗教論 ~ドイツ人住職が見た日本仏教~』
日時 2015年09月25日(金) 15:00~17:00 (受付14:30~)
会場日本能率協会  研修室 <東京都港区芝公園>
参加対象法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々
(定員40名。定員に達し次第、締め切らせていただきます。)
参加料小会法人会員の方は無料です。
(会員外の方は、これを機会に法人会員にご入会下さい)
プログラム(テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください)
15:00~16:30 講   話
16:30~17:00 質疑応答・意見交流
講師紹介ネルケ 無方 氏  安泰寺 住職

1968年 旧西ドイツ・ベルリン生まれ。7歳で母と死別、人生に悩む。16歳で座禅と出会い、禅僧になる夢を抱く。
1990年 京都大学の留学生として来日、その秋から曹洞宗・安泰寺に上山。
1993年 大学のドクターコースを中退し、安泰寺で出家得度し、雲水生活。
2001年 大阪城公園で「ホームレス雲水」として毎朝の座禅会を開く。
2002年 師匠の訃報を聞き、安泰寺の九代目の堂頭(住職)となる。
国内外からの参禅者・雲水の指導にあたって座禅三昧の生活を送っている。

著書

『迷える者の禅修行-ドイツ人住職が見た日本仏教』 『迷いは悟の第一歩』(以上新潮新書)
『日本人に「宗教」はいらない』(ベスト新書)
『ドイツ人住職が伝える禅の教え 生きるヒント33』(朝日新書)
『裸の坊様』 『道元を逆輸入する』(以上サンガ新書)
『なぜ日本人はご先祖様に祈るのか』(幻冬舎) など著書多数。

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