「一隅会」は、日本能率協会が1970年7月から、経営者・役員クラスの皆様を参加対象に『経営哲学』の確立及び人間形成を目的として開催しています。本会は「世界で通用する経営者」の素養として必要と思われる①歴史観(事象・人物・教訓の把握)②世界観(海外で通用する経営者に必要な『日本文化・芸術、東洋・西洋哲学思想・文化・宗教等』への理解)③人間観(経営思想、信念、人間理解力・教育力など)の涵養をはかるため、開催しています。
近年、海外に行くと、漢字のような文字がプリントされたTシャツをよく目にします。あまりよくない意味合いの文字があったりして、なにか教えてあげようとします。しかし、日本人にはなじみのある漢字ではありますが、振り返ると私たちはその成り立ちや変遷について、場合によっては文字そのものにも造詣が必ずしも深い訳ではありません。
9月度の「一隅会」は笹原宏之氏をお招きし、『漢字に見出だす「日本人の心」』と題してお話をいただきます。漢字は
古代中国で生まれた文字ですが、日本に伝わってから2000年の間に、日本語を書き表すために大いに変容、変質し
ました。日本人が工夫を加えてきた漢字には、日本の社会、文化、生活に根ざした様々な精神を見出すことができます。「躾」は日本人が創り出した漢字すなわち国字です。「秋桜」をコスモスと読ませることは、中国や韓国では許されないのです。著書の『漢字に託した「日本の心」』(2014)以降の最近の若者の漢字事情を含めつつ、実例とともに考察していただきます。 是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りますようご案内申しあげます。
テーマ | 『漢字に見出だす「日本人の心」』 |
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日時 | 2018年9月19日(水) 15:00~17:00 (受付14:30~) |
会場 | 一般社団法人日本能率協会 105研修室 <東京都港区芝公園3-1-22> |
参加対象 | 小会法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々 (定員40名 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。) |
参加料 | 小会法人会員の方は無料です。 /会員外の方は有料です。(¥20,000/1名 税別) (会員外の方は、これを機会にぜひ法人会員にご入会ください) |
プログラム | (テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください) 15:00~16:30 講 話 16:30~17:00 質疑応答・意見交流 |
講師紹介 | 笹原 宏之(ささはら ひろゆき)氏 早稲田大学 社会科学総合学術院 教授 |
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