「一隅会」は、日本能率協会が1970年7月から、経営者・役員クラスの皆様を参加対象に『経営哲学』の確立及び人間形成を目的として開催しています。本会は「世界で通用する経営者」の素養として必要と思われる①歴史観(事象・人物・教訓の把握)②世界観(海外で通用する経営者に必要な『日本文化・芸術、東洋・西洋哲学思想・文化・宗教等』への理解)③人間観(経営思想、信念、人間理解力・教育力など)の涵養をはかるため、開催しています。
明治維新150年を記念して西郷隆盛を主役としてNHK大河ドラマが放映されました。ドラマの主役は、その時代に活躍した武家であることが多いのですが、幕末・維新には公家もその一翼を担ったのではないでしょうか。公家は頼りない存在との印象です。しかし、弱々しいだけで千年以上の歴史をつなげるものでしょうか。
2月度の「一隅会」は、刑部芳則氏をお招きし「幕末における公家たちの果たした役割と期待」と題してお話をいただきます。江戸時代の公家たちは学問と儀礼を仕事にしていました。幕末にアメリカのペリーが来航すると、幕府は開国を迫られます。さらに通商条約の締結も余儀なくされる。このような状況に対し、朝廷と幕府の間では意見の違いが生まれ、朝廷内の秩序にも変化が出てくる。幕末の朝廷で公家たちは何をしていたのでしょうか。
朝廷と公家の基本的な事実を紹介しながら、公家たちの役割と期待したものを考えていきます。
是非この機会に関係各位の積極的なご参加を賜りますようご案内申しあげます。
テーマ | 『幕末における公家の果たした役割と期待』 |
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日時 | 2019年2月27日(水) 15:00~17:00 (受付14:30~) |
会場 | 一般社団法人日本能率協会 105研修室 <東京都港区芝公園3-1-22> |
参加対象 | 小会法人会員の経営者・役員・幹部他 本テーマに関心をお持ちの方々 (定員40名 会場の都合により、定員に達し次第、締め切らせていただきます。) |
参加料 | 小会法人会員の方は無料です。 /会員外の方は有料です。(¥20,000/1名 税別) (会員外の方は、これを機会にぜひ法人会員にご入会ください) |
プログラム | (テーマは都合により変更される場合もございますので、予めご承知おきください) 15:00~16:30 講 話 16:30~17:00 質疑応答・意見交流 |
講師紹介 | 刑部 芳則(おさかべ よしのり)氏 日本大学 商学部 准教授 |
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