平成30年度「女性農業コミュニティーリーダー塾 実践編」
自己紹介【東京会場/後編】
2018.07.25
自己紹介【後編】
2018年7月25日、「女性農業コミュニティーリーダー塾 実践編」。東京会場で学ばれる受講生のみなさんの自己紹介レポート。【前編】につづいて【後編】をお届けします!
河合 直美(カワイ ナオミ)さん
河合いちご農園(岡山県岡山市)
栽培品目:苺、米
「岡山でいちごを作っています。この塾はLINEグループで教えてもらい、ぜひ参加したいと思いました。岡山では、豪雨で大変な被害があった方もいる中、うちは幸いにも大丈夫でしたが、岡山全体が早く立ち直れるように頑張りたいです」
木島 貴子(キジマ タカコ)さん
Miyama PLANTATION(和歌山県日高郡)
栽培品目:イチゴ
「神奈川県横須賀市から6年前に引っ越して、新規就農しました。コミュニティにはまだ属していませんが、これから立ち上げようと思っています。そのためにはどういうスキルがあればいいのか、どう声掛けをしていけばいいのかというところを学んでいきたいです」
新海 智子(シンカイ トモコ)さん
新海ファーム(長野県南佐久郡)
栽培品目:レタス・白菜・グリンリーフ
「長野県の農業女子に参加するほか、村で立ち上げたコミュニティの代表を努めています。ワークショップに参加する機会も出てきて、こんなにも長野県に『もっとこうしたい』という情熱のある女性がいっぱいいるんだと実感しています。その中で私はどんなことができるのかと思い、勇気を出して参加しました」
中道 真由美(ナカミチ マユミ)さん
立野原観光農園(富山県南砺市)
栽培品目:いちご
「露地でいちご狩り農家をやっています。56年続く農園で、高齢化で続けられないという地域の方たちから手伝わないかと誘われて6年、自分で経営するようになって4年です。外のコミュニティにはできるだけ参加するようにしています。ただ、住んでいるところと農園が離れていることもあって、地域コミュニティとのコンセンサスをどう取るかに悩んでいるので、そこを学びたいと思って来ました」
西尾 菜緒(ニシオ ナオ)さん
Nishio Farm(北海道空知郡)
栽培品目:ニンニク、人参、カボチャ
「札幌出身で、移住して3年目。上富良野は子育てサークルが盛んで、子育て環境がすごくいいところです。自衛隊の方が多く、そのお母さん方は発想力もあり、コミュニケーション能力もすごく高い。そのコミュニティと地元の農業との関わりがもうちょっとあったら開放的になるのかなという思いもあり、そういう知識を得たくて参加しました」
原沢 智子(ハラサワ サトコ)
一作農園(群馬県利根郡)
栽培品目:りんご、米
「農家のお嫁さんのコミュニティに参加していて、2代目の会長をしていました。あまり人前で話すのは得意ではないのですが、役割を引き受けたとき、どのようにみなさんとコミュニケーションを取ればいいのかを学びたいと思い、参加しました」
菱山 まり子(ヒシヤマ マリコ)さん
菱山ファーム(東京都八王子市)
栽培品目:枝豆、大根、トマト
「参加した理由は、夫が直売所の組合長になったとき、バックアップする力がないことに気づいたからです。直売所は、みんなが野菜を持ってくるだけでは盛り上がらない。そこで女の人が盛り上がっていたりとか、そういうところで私も力になれればいいなと思い、参加しました」
星 光(ホシ ヒカル)さん
瀬峰星ライスファーム(宮城県栗原市)
栽培品目:米
「地元では先頭に立ってやる若手の農業者がいないので、青年部員さんに『私がやってきていいですか?』と話をしたら、ぜひと言われ、決意をして来ました。栗原市をもっと豊かな農業地帯にしたいのと、若手農業者の先頭に立って切り開いて行きたいです!」
松鶴 愛(マツツル アイ)さん
松鶴ファーム(北海道空知郡)
栽培品目:ミニトマト・スナップエンドウ・スイートコーン
「南富良野町は人口2500人ぐらいの町で、娘の小学校は全校で15人しかいないんです。だから、子供がいて仕事ができる年代の人が、なんでもやるという環境。そこで集まって話をする時に、頭がまとまらなくてうまく話せなかったりするので、こういうところで学んだら、それが自分の力になって、地域の活性化につながるのかなと思い、参加しました」
黛 佐予 (マユズミ サヨ)さん
有限会社妙義ナバファーム(群馬県安中市)
栽培品目:菌床生しいたけ・まいたけ・きくらげ
「主人がしいたけ農家の3代目で、私は会社に居場所を作るところから始めてまだ7年です。しいたけは手作業が多いのでスタッフの人数が多く、130人のスタッフを抱えています。そこでどううまくコミュニケーションをとっていくかが、私の今回の最大の課題です」
三森 かおり(ミツモリ カオリ)さん
ぶどうばたけ(山梨県甲州市)
栽培品目:果樹 生食ぶどう48種以上
「所属するさまざまなコミュニティで、リーダーになることもあるのですが、それとは別に今、私はトライしていることがあります。山梨でそこをどう立ち上げ、コミュニティを作っていくかというのが最大の課題なので、そこを、今日ここにいるみなさんと勉強したいと思って来ました」
いかがでしたか? この方々が、東京会場でこれから3月まで学ぶ受講生のするみなさんです。年齢も働く環境も違いますが、学びたいという志は同じ。1年の学びを通して、どんな変化が現れるのか? これからの農女新聞の講義レポートをおたのしみに!